COLUMN
コラム記事
梅小路醗酵所|1年かけて作るフルーツサワー。
2022年6月7日
![梅小路醗酵所|1年かけて作るフルーツサワー。](https://hakkojo.com/wp/wp-content/uploads/2022/06/hakkojo-prj-image-220607.jpg)
果物達が、フルーツサワーになるまで。
そう、それは去年の6月のこと。
初夏の風を感じる梅仕事の季節に、大阪本店では
スタッフと共に7種類の果実酒を仕込みました。
![](https://hakkojo.com/wp/wp-content/uploads/2022/06/IMG_6357-1024x683.jpg)
4リットルの大きな保存瓶に、何を入れるか悩みます。
梅仕事の季節なのでもちろん梅は使いつつ、他の果物も。
柑橘がいいかな、色が綺麗なものがいいな…
あれがいい、これがいいと言いながら
いろんな果物を買ってきて、仕込の準備が始まります。
![](https://hakkojo.com/wp/wp-content/uploads/2022/06/IMG_6110-1024x683.jpg)
さて、果実酒を作る時に大変なのは、何と言っても果実の下処理。
一つずつ梅のヘタを取ったり、びわを洗ったり、夏みかんの皮をむいたり…。
これは大変だねと言いつつも、全員の楽しそうな顔を今でも思い出します。
![](https://hakkojo.com/wp/wp-content/uploads/2022/06/IMG_6114-1024x683.jpg)
下処理が終われば果実と氷砂糖を交互に入れて、
上から度数の高いお酒を注いで完成。
今回の、梅、ラズベリー、夏みかん、びわに合わせたのは、
ブランデー、米焼酎、カルダモン焼酎…。
様々な組み合わせで無限の可能性が広がります。
どれが一番美味しくなるか、実験しているような気分。
![](https://hakkojo.com/wp/wp-content/uploads/2022/06/IMG_6453-1024x683.jpg)
こうして漬けられた果実酒は、今か今かとお客様にも急かされつつ、
醗酵所のリーチインの中に並び
1年間じっくりと熟成されてきました。
そして…、
ついに今年の5月。お待たせしました、お待たせしすぎたのかもしれません。
果実の旨みがギュッと詰まった1年ものの果実酒を、
今年はなんと、爽やかなフルーツサワーで蔵出しします!
![](https://hakkojo.com/wp/wp-content/uploads/2022/06/IMG_6204-1024x683.jpg)
ソーダ割りにすることで、炭酸の爽やかさと果実の深みを楽しめる、なんともリッチなメニュー。
テイクアウトも可能ですので、
公園をお散歩しながら是非。
そろそろ今年も仕込の時期。今年は何を漬けますか?
今だけの、特別なメニューです。
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■醗酵所のフルーツサワー
各種 ¥650(税込)
○営業時間
平日 13:00~L.O.20:30
土日祝 11:00~L.O.20:30
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